[2011年06月26日]

ひつぱれる糸まつすぐや甲虫

高野素十(1893~1976)

甲虫(かぶとむし)が夏の季語。兜虫、鬼虫、源氏虫、さいかち虫なども同意の季語です。
甲虫は昆虫の王様と呼ばれています。こがねむし科の中で一番大きいもの。雄の頭部に鹿のような角が出ていて、先端が二重に分かれていて、前脚にも小さな角があります。色は、漆黒で姿が勇壮なので兜虫と呼びます。雌には角がなく色は褐色です。関東ではさいかちの木に集るのでさいかちと言います。関西では源氏虫ともいいます。
男の子の遊び道具であり、車を引かせたり、他のくわがたと戦わせたりして遊びます。この句も力の強い甲虫に糸をつけて遊んでいる様子がうかがわれますね。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・昨日はマンションの修繕委員会、クーラーのあるところで会議。体にあまり良くないね。

投稿者 m-staff : 2011年06月26日 10:55

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