[2011年06月27日]

壮年の万年床のてんと虫

金子兜太

てんと虫が夏の季語。天道虫、瓢虫(てんとうむし)、てんとむし、ひさごむしなども同意の季語です。
木の枝や葉に留まっている姿は色鮮やかで、誰からも愛されるのがてんと虫。球を半分に割った形で、甲に赤や黒の斑点があります。最も一般的なのは七つの黒点があるもの。ほとんどが益虫ですが、中には「てんとうむしだまし」と呼ばれ茄子や馬鈴薯の葉を食べる害虫もいます。
この句は、まことにユーモラスな雰囲気を伝えてくれます。壮年の独身者でしょうか、万年床へどこからかてんと虫が飛んできたと詠っています。日常をあっけらかんと捉えて見せてくれますね。
作者かねこ・とうたの紹介は、2005年1月27日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・今朝は、湿度が85%。干し物の多い家庭は大変でしょうね。

投稿者 m-staff : 2011年06月27日 10:38

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