[2011年06月28日]

短夜のあけゆく水の匂ひかな

久保田万太郎(1889~1963)

短夜(みじかよ)が夏の季語。明易し、明急ぐ、明早しなども同意の季語です。
ベランダから見て、6月22日の夏至は、太陽が一番右に落ちます。そこから延々冬至までまた太陽は左へ移動してゆきます。その間には富士山が屹立しています。いまは夕陽がとてもきれいで食卓を染めています。
夜が一番短いのは夏至。短夜は、そのような夏の夜の短さを惜しむ気持ちから生れた季語です。これに対して春は「日永」、秋は「夜長」、冬は「短日」とされています。
この句は、夏の短夜が明るくなるにあわせて水を使う台所に水の匂いがしてきたという日常生活の一こまを見せてくれます。
作者くぼた・まんたろうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・菅さんと東電は、「御払い」をしてもらったらよい。

投稿者 m-staff : 2011年06月28日 10:27

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