[2011年07月01日]

榊にて下天を祓ふ山開

平畑静塔(1905~97)

山開(やまびらき)が夏の季語。開山祭、戸明け、ウェストン祭も同意の季語です。
今日は富士山の山開き。山ガールも多く出かけていることでしょうね。谷川岳は7月の第1日曜日。ウェストン祭は、6月第1日曜日に、上高地の梓川のほとりにあるウェストンのレリーフのある前で毎年行われています。ウェストンはイギリスの登山家。1888(明治21)年宣教師として来日、日本アルプスの紹介者。昔、我が国のお山は、山岳信仰の山伏によって守られていて一般の衆生は山に入ることが出来ませんでした、それが日限つきで夏の間だけ開放される習慣があり、それがお山開きです。
この句は、神官が山開き祭のときに、榊で下界をあたかも祓(はら)うように打ち振って、登山者の無事を祈願している様子がうかがえますね。
今朝は曇っていて富士山は見えませんね。頂上付近には雪が筋のように残っています。
作者ひらはた・せいとうの紹介は、2005年4月7日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・今朝は4時起き。俳句の会の半年先の会場予約に挑戦。いつもの場所は取れず、思いがけなくよい場所を確保、ラッキー。

投稿者 m-staff : 2011年07月01日 07:50

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