[2011年07月03日]

胡瓜喰らひ息の涼しき貧家族

澤木欣一(1919~2001)

胡瓜(きゅうり)が夏の季語。唐瓜も同意の季語です。
胡瓜は、ウリ科の1年生。原産地はインドとされて、古くに中国を経て渡来しました。雌雄異花で、初夏には黄色の五辨花をつけて可愛く風に揺られています。果実は細長く緑色、とげ状のいぼがあって、熟すれば黄色になります。若い果実を生食し、漬物やピクルスなどでよく食べますね。胡瓜もみは夏場の食べ物としてポピュラーです。いまでは1年中胡瓜を食べていてどの家の食卓でも脇役の果実です。それでも季語は夏。
この句は、「喰らひ」、「貧家族」という日頃使うことが余りない語句でかえって胡瓜への親しみが湧くと言う不思議な句す。わが貧家族も胡瓜が大好きです。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・福島第一原発の難問、「循環注水冷却」が完全に移行されたようです。でも東電のことですから安心は出来ませんね。

投稿者 m-staff : 2011年07月03日 10:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3645