[2011年07月05日]

老鶯や音たててまた山の雨

有働 亨(1920~2010)

老鶯(ろうおう)が夏の季語。おいうぐいす、夏鶯、乱鶯、残鶯、狂鶯、鶯老いを啼く、鶯音を入るなども同意の季語です。
このところ、裏の武山を散歩していると夏鶯が元気に鳴いています。春の頼りない啼き方から成長して見事な声を聞かせてくれます。
老鶯は、夏になって鳴いている鶯を言い、夏鶯とも言います。一般に鶯は、市街地から山地まで広い範囲にわたって生息しています。その囀りの期間は長く、早春から晩夏まで鳴いています。繁殖期になると巣作りのために山へ入り、このころの鶯を老鶯と呼びます。別に老いたわけではなく、元気一杯です。
この句は、夏場の雨が一時凄い勢いで降り、揚がるかと思いきやまた振り出した中を勢いよく夏の鶯が鳴いていると詠っています。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・松本お坊ちゃん大臣辞任。始めから無理な人事。

投稿者 m-staff : 2011年07月05日 10:51

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