[2011年07月06日]

ぬきんでて宙の淋しき今年竹

小林康治(1912~92)

今年竹が夏の季語。若竹も同意の季語です。
皮を脱いだ地上に出ているたけのこは、その種類によっては1日に1メートル以上も伸びるほど成長のスピードが速く、2ヵ月から3ヵ月で前年の竹とほとんど同じような高さになります。とはいっても若竹の色は浅緑色で葉の茂りはまだまだ十分ではなく今年になったものとすぐに分かります。幹も葉もどこか初々しい青緑色の若竹だからです。
この句のように、今年竹の類まれな生長は、空が心配するぐらいの勢いが感じられと詠っています。
作者こばやし・こうじの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・テレビで衆議院予算委員会を中継しています。空疎な議論でさっぱり前へ進みません。どうしたものか。

投稿者 m-staff : 2011年07月06日 10:07

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