[2011年07月07日]

黴し物錆たる物と寂かなり

相生垣瓜人(1898~1985)

黴(かび)が夏の季語。青黴、毛黴、鞠黴、黒黴、白黴、黴の香り、黴の宿、黴煙なども同意の季語です。
マンションは機密性に優れているせいか、梅雨時になると黴が発生しやすくなり、家中どこもかしこもかび臭くなって困ります。日光に当てるのがかびの胞子を退治する簡単な方法ですが、晴れの日の少ないことから、水分、養分、温度などが黴に好都合なのが梅雨時です。除湿機をかけていますが、あまり効果があるとは思いませんね。汚れたものにはよりいっそう黴が生えてくるようです。
この句のように、梅雨時になると黴や錆が発生して、家中は「寂(しず)か」に暮れてゆきます。よく考えてみると不気味ですね。
作者あいおいがき・かじんの紹介は、2005年6月19日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・サッカーはパワーとスピード。日本の政治はその逆。菅さんが原発に「ストレステスト」。唐突過ぎませんか。

投稿者 m-staff : 2011年07月07日 10:12

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