[2011年07月15日]

まくらやみモネの水蓮ただ一花

赤尾兜子(1925~81)

水蓮が夏の季語。睡蓮、未草(ひつじぐさ)も同意の季語です。
日本人と言わず多くの人は、印象派の巨匠クロード・モネの「睡蓮」が大好きです。睡蓮を通して微妙な光の変化を描いた素晴しい絵画です。
睡蓮は、熱帯原産の多年生水草。池や沼の泥の中に茎を張って卵型の葉を水に浮かせています。7月ごろには蓮に似た花が水面に顔を出します。午後に花が開くので未草、夕方には閉じるところから睡蓮の名前があります。
この句は、夕方に閉じる睡蓮がまくらやみの中でひとつだけ咲いていると言う幻想的な思いを句に託しています。
作者あかお・とうしの紹介は、2005年10月24日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・さあ、イチローはあと99本のヒットが打てるでしょうか。気がかりの毎日が続きます。

投稿者 m-staff : 2011年07月15日 10:11

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