[2011年07月16日]

村貧しおいらん草の目につきて

清崎敏郎(1922~99)

花魁草(おいらんそう)が夏の季語。草夾竹桃も同意の季語です。
おいらん草は、丈夫な花で暑い夏の盛りに日本中のどこでもしっかり咲いています。衰えを知らない夏の花です。
ハナシノブ科で北米が原産地。高さが1メートルほどの茎の頭に2センチほどの花が円錐状に集って咲きます。色は、紅紫色か白色。一度植えれば植え替えの必要のない丈夫な植物です。花の形が江戸時代の花魁の頭のようなのでこの名前があります。
この句は、貧しい村で咲いている花魁草のはかなさを言い当てています。つきすぎの指摘があるように思いますが、昔から村は豊かではありませんでした。
作者きよさき・としおの紹介は、2006年3月16日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・横浜で句会。暑いねえ。

投稿者 m-staff : 2011年07月16日 08:06

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