[2011年07月17日]

かるの子のつぎつぎ残す水輪かな

村上鬼城(1865~1938)

かるの子が夏の季語。軽鴨の子が同意の季語です。
昔、働いていたころに、皇居のお堀に向かってかるの子が親の後をついてよちよちと歩いているのを見かけたことがあります。世の中にこんなに可愛いものがあるのかという印象でした。
カモ科の留鳥、かるの子は、1年中どこでも見かけます。軽鴨の子のことで6月から7月にかけて10羽前後は生れます。雛はおおよそ黄色で全身が綿毛に覆われています。
この句は、かるの子が池や沼で群れて泳いでいて水輪をつぎつぎと生み出して遊んでいる様子がうかがえます。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」創元社、2007年刊)
・今日は市ヶ谷の私学会館で「清水昶を偲ぶ会」。暑いけど行かなくちゃ。

投稿者 m-staff : 2011年07月17日 08:56

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