[2011年07月20日]

赤字線鉄道草が絮飛ばす

青柳志解樹

鉄道草が夏の季語。明治草、御一新草も同意の季語です。
一見して、雑草の類で、害草として農家から嫌われる存在です。ただし、荒涼の感じに風情があります。
キク科の越年草。北アメリカが原産地。野原や路傍などどこにでも顔を見せます。茎の高さは1.5メートルほどで茎や葉には粗い毛が生えています。緑白色の花を円錐状に暑い中でつけます。
鉄道草の名前は線路の側によく咲くからです。明治草、御一新草は明治になってから渡来したことによります。正式な名前はヒメムカシヨモギと言います。
この句は、利用者が減って赤字になった在来線の線路の傍らに咲いている鉄道草が絮(わた)を飛ばしている状景をじっくり観察しています。
作者きあおやぎ・しげきの紹介は、2005年10月12日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・なでしこジャパンの佐々木監督は、新しいお笑い芸人が誕生したように思いました。

投稿者 m-staff : 2011年07月20日 10:10

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