[2011年07月21日]

着こなしの上手に夏を痩せにけり

鈴木真砂女(1906~2003)

夏痩せが夏の季語。夏負けも同意の季語です。
今年も暑くなって熱中症の危険が叫ばれていますね。
夏痩せは古くから句に詠まれています。「万葉集」にも大伴家持の歌があります。暑さのために体温の発散が妨げられて、ビタミンBの消費が盛んになって食欲減退、疲れやすくなり、体重が減ってきます。
夏痩せはその人の体質によって違っています。特に病気の人は大変で夏を乗り切るためには様々な工夫が必要です。夏痩せの予防には、うなぎ、バター、チーズなどの栄養に富む食品が好まれます。
この句は、女性らしい細やかな視点を句に仕上げています。この女性は、夏痩せをしていることを気がつかせないように着こなしているのは立派ですね。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月6日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・台風6号はまことに変な動きをして太平洋上を北上しています。東北地方を直撃しなかったのは幸いでした。

投稿者 m-staff : 2011年07月21日 10:12

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3683