[2011年07月22日]

水虫の足裏で息し行く故郷

永田耕衣(1900~98)

水虫が夏の季語。
靴を履いて毎日会社に行っている頃は、よく水虫になって1年中苦しんでいました。痒くても靴を脱いで掻くわけにもゆかずに嫌な思いをしたことを思い出します。直すには連れ合いが貰ってきた中国産の塗り薬がよく効きました。靴を毎日履かなくなったらこのようなことは無くなりましたね。
水虫は、白癬菌という黴の一種が皮膚に寄生して起きる皮膚病の一つです。
この句は、会社勤めをしていた作者が故郷へ帰省したときの感想をまとめたものです。会社員の厳しさが靴の中の足裏(あうら)で水虫が息をしていると俳味をもって表現しています。
作者ながた・こういの紹介は、2005年2月25日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・昨日は悲報に驚きました。音楽評論家の中村とうようさんが亡くなりました、79歳。わたしは昭和45,46年ごろに「ニューミュージック・マガジン」の編集部でご一緒しました。日本のロックやフォークの世界で独自の境地を拓いたパイオニアでした。ご冥福を祈ります。合掌。

投稿者 m-staff : 2011年07月22日 10:06

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