[2011年07月27日]

さつきから夕立の端にゐるらしき

飯島晴子(1921~2000年)

夕立が夏の季語。ゆだち、よだち、白雨、夕立晴、驟雨、夕立雲なども同意の季語です。
夕立は、空が一天かきくもり、激しい雷雨となり、去ったあとの涼風の吹く様子が実に爽やかですね。このごろは雷や竜巻の発生など、夏になると天候不順が続いています。
夕立は、昼から午後7時ごろまでが多く、ピークは午後3時ごろです。夕立は短時間で終り、晴れた後には蝉が鳴き出したりします。
むかしから武蔵野の夕立は馬の背を分けるなどと言い、夕立の通り道の狭いことを表しています。
この句は、その夕立の端に作者がいるという不思議な感覚で眼前の自然の変化をとらえています。「さつきから」が口語、「ゐるらしき」が文語という句の作り方が参考になります。
作者いいじま・はるこの紹介は、2007年7月9日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」新潮文庫、2005年刊)
・円高ドル安が急進しています。アメリカの国債から資金が逃げる「ドル離れ」が原因。さあ、どうなるのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2011年07月27日 10:03

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