[2011年07月31日]

休むこと多き生なり糸とんぼ

榊原風伯

糸とんぼ(蜻蛉)が夏の季語。燈心蜻蛉、とうすみ蜻蛉、とうしみ蜻蛉が同意の季語です。
糸とんぼは、3センチほどの小さいとんぼで細長く糸のように見えます。よわよわしい、名前どおりのとんぼです。ただし、明るい感じのするとんぼといえましょう。日本には20種類以上いて黄緑、青緑、黒などがあります。飛び方は4枚の羽を小刻みにひらひら動かしてとまると羽を立てます。
飛ぶ力が弱いので水辺の近くに生活しています。見ていると動いているときよりも休んでいるときのほうが多い、と言う印象を受けました。人間にも当てはまるような気がしています。
(出典:「炎環」2005年9月号より)
・昨日は東京・神保町の学士会館で「増殖する俳句歳時記15周年記念会」、93名が集りました。選者の今井聖氏から特選をいただきました。
バッカスの夜をのつそり兜虫  風伯

投稿者 m-staff : 2011年07月31日 10:37

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