[2011年08月05日]

胸毛の渦ラムネの瓶に玉躍る

西東三鬼(1900~62)

ラムネが夏の季語。冷しラムネも同意の季語です。
ラムネは夏の風物詩。あの独特な瓶と玉を押したときのポンという音、炭酸水のシュワーという音がなんともいえない爽快感をもたらしてくれます。もとは炭酸、クエン酸を水に溶かしてレモンの匂いを聞かせた清涼飲料水でラムネの名前はレモネードがなまったものと言われています。明治・大正時代から流行した飲み物で、近頃はそれがリバイバルされて一部で人気を呼んでいます。
この句は胸毛の渦とラムネの瓶の玉が躍っているという取り合わせが絶妙です。
同じ作者に次の句があります。
ラムネ瓶太し九州の崖赤し  三鬼
九州の崖は赤いのかしら、ラムネ瓶に太いの細いのがあるかはわかりませんが、面白い句として取り上げてみました。
作者さいとう・さんきの紹介は、2005年1月18日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・リサイクルするのにワインのガラス瓶がとても困ります。黒とか緑色で道路に敷き詰める他ありません。実際に利用している道路は夜間になるとヘッドライトできらきら光ります。

投稿者 m-staff : 2011年08月05日 10:00

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