[2011年08月12日]

飛騨へ幾里旧盆まえは草の墓

古沢太穂(1913~2000)

旧盆まえが秋の季語。盆前も同意の季語です。
掲出句の「草の墓」の表現が面白く取り上げました。わたしの家のお墓は、相模原市橋本の蓮乗院という真言宗のお寺の中にあり、春のお彼岸に墓参りをする予定でした。ところが3月11日の東日本大震災による計画停電による影響で行きそびれてしまいました。いまではそれこそ草が茫々と生えて「草の墓」になっていることでしょう。そこで明日13日には二人の息子とも相談して一緒に墓参りをすることになりました。
この句でも「飛騨へ幾里」と先祖の墓は遠隔地。事前に除草をすることもなく盆の墓参りのときに墓の清掃も一度で全部済ませてしまうという同じ情況に共感しました。
作者ふるさわ・たいほの紹介は、2005年9月4日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」新潮文庫、2005年刊)
・今日は日航ジャンボ機墜落事故から26年目。520人の霊を悼みます。

投稿者 m-staff : 2011年08月12日 09:53

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