[2011年08月19日]

法師蝉遠しや木なし砂町は

軽部烏頭子(1891~1963)

法師蝉(ほうしぜみ)が秋の季語。つくつく法師、つくつくし、おしいつくつく、つくしこひしなども同意の季語です。
法師蝉は秋の蝉の代表格。一番遅く現れます。鳴き方は、ジュジュジュ、オーシーツクツク、ツクツクオーシイ、ジーと聞こえます。
この句は、東京都の江東区砂町一帯を知っているかいないかによって鑑賞が大きく分かれます。砂町は、かつての埋立地でゼロメートル地帯と呼ばれたことがあります。今では樹木が増えていますが、たしかにこの一帯は樹木が少なくて昔は蝉が止まれるような状態ではありませんでした。わたしの会社員時代は、東西線の東陽町に事務所があり、しばらく横浜から通っていました。遠かった。
作者かるべ・うとうしの紹介は、2008年2月17日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・甲子園は久しぶりの雨でしばし中断。作新学院と光星学院のどちらのチームに幸いするか見ものです。

投稿者 m-staff : 2011年08月19日 09:53

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