[2011年08月23日]

秋扇もてなしうすく帰しけり

佐野美智

秋扇が秋の季語。秋扇(しゅうせん)、秋の団扇も同意の季語です。
秋になったと言われても却って暑さが身に染みてきます。先週は各地で今年の最高気温を達成というニュースが飛び交っているのを聞き、秋はどこかに行ってしまったのではないかと不安になりました。そういっているうちに19日から急に涼しくなりました。
秋扇は残暑に使う扇のことを言いますが、使われなくなってしまい忘れておいてある扇や団扇のことも言います。
この句の作者は女性ですから、何かが原因で家を訪ねてくれた方に、持て成しもせずに帰してしまったことをいつまでも心に留めていて、それに秋の扇が取り合わせとして上手に収まっています。細かいところに気のつく女性らしい句です。
作者さの・みちの紹介は、2007年3月8日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・民主党の代表選は前原氏で決まりそう。民主党をつぶすぐらいの気迫で望んでもらいたいものです。

投稿者 m-staff : 2011年08月23日 09:31

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