[2011年08月24日]

虫鳴いて裏町の闇やはらかし

楠本憲吉(1922~88)

虫鳴いてが秋の季語。虫、虫の声、虫時雨、虫の秋、虫の闇、昼の虫、残る虫、すがれ虫など多数の同意の季語があります。
朝から晩までいたるところで虫が鳴いていますね。
俳句の上で言う虫は、秋に鳴く虫全体を指します。蝉は除いて草むらで鳴く虫です。鳴くのは雄、雌は鳴きません。だいたいは立秋ごろから11月までです。虫時雨はたくさんの虫の声が時雨のように聞こえることを言います。秋の寂しさをいっそうかきたてる効果がありますね。
この句は、銀座の裏町でしょうか。裏町に住んでいる人からみれば闇も生活の一部としてやわらかく感じることでしょう。「やわらかし」がキーポイントになりますね。
作者くすもと・けんきちの紹介は、2005年4月25日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・吉本興業の紳助が暴力団がらみで芸能界引退、ほとぼりが冷めたら政界進出でしょうか。

投稿者 m-staff : 2011年08月24日 10:22

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3719