[2011年08月26日]

北上の渡頭に立てば秋の声

山口青邨(1892~1988)

秋の声が秋の季語。秋声(しゅうせい)、秋の音が同意の季語です。
秋は、他の季節に比べて空気が澄んでいるので遠くの物音もはっきり聞こえます。秋の夜などは静まりかえった中でいつもは気がつかない音も聞こえてくるような気がします。様々な音の中に秋の気がこもっていっそう物寂しく感じられます。
この句の作者は、東北の北上川の渡頭(ととう、渡し場)に立って滔々と流れる水に向かい、寂しさと凄さを感じ、そこに秋の気配を覚えたのでしょう。
特に今年は、東日本大震災によりいまだ住む場所も確定しない人にとってはひとしお淋しさが押し寄せてきますね。雪の降る前には人並みの生活になるのでしょうか。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・メジャーリーグのヤンキース対アスレチックスは、3本の満塁ホームランがヤンキースに生れ、22対9で勝ちました。どうなっているのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2011年08月26日 09:49

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