[2011年09月07日]

炎ゆる間がいのち女と唐辛子

三橋鷹女(1899~1972)

唐辛子が秋の季語。蕃椒(とうがらし)、南蛮、南蛮胡椒、鷹の爪なども同意の季語です。
唐辛子の入っていない料理は物足りないと若い女性の間で語られる時代になりましたね。激辛という言葉が定着してからもう長い時間が経ちました。
唐辛子は南米が原産地。ナス科の1年草。日本には16世紀の中ごろに渡来しました。夏に白色の五辨花をつけ、果実は未熟のときは濃緑色、熟すると赤くなります。果皮・種子に刺激性の辛味を持っていて乾燥をして香辛料にします。
この句のように、女の情念を奔放にうたう作者は、唐辛子と女性は炎えている間がいのちと喝破しています。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・警察庁6日発表の東日本大震災の被災者数が2万人を切りました。死亡15,769人、行方不明4,227人。計19,996人。どのようにしてこの数字を集計しているのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2011年09月07日 10:11

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