[2011年09月15日]

三日月やこの頃萩の咲きこぼれ

河東碧梧桐(1873~1937)

萩が秋の季語。初萩、萩の花、山萩、野萩、白萩、子萩、真萩、萩散る、こぼれ萩、乱れ萩など多数の同意の季語があります。
萩は秋の七草の代表選手。萩という日本製の漢字が作られたほど昔から日本人に親しまれています。初秋のころに紅紫色や小さい花をたくさんつけて、中秋になると散り始めます。萩は種類が多く様々な姿を見せてくれます。
この句は、口語自由律俳句の作者には珍しい定型の句。俳句が直接に読者の心を打つならば、句も定型や文語によらなくてもよいというのが口語自由律。
三日月は秋の季語。この頃には、萩は月に共鳴して、咲いてこぼれて秋の時間が過ぎて行くと詠っています。
今晩は、居待月。
作者かわひがし・へきごとうの紹介は、2005年3月11日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・マンションの前の萩は、雑草と見まがうばかりに元気に咲いています。

投稿者 m-staff : 2011年09月15日 09:58

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