[2011年09月16日]

コスモスに風ある日かな咲き殖ゆる

杉田久女(1890~1946)

コスモスが秋の季語。秋桜、おおはるしゃぎくも同意の季語です。
あちこちの道端でコスモスが風に揺られています。この風景は秋真っ盛りというサインですね。
風に吹かれている様子は「秋桜」の名にふさわしく感じます。キク科の1年草。メキシコが原産地。19世紀に渡来して各地で栽培され野生化しているものも多い花です。枝の先に花をつけます。色は紅、ピンク、白の一重咲き、八重咲きもあります。久里浜の花の国がコスモスで有名です。コスモスの咲く頃は台風シーズンですが、風で折れたところから根を出して直ぐに立ち直ります。
この句は、見たままが句に詠われています。風のある日がコスモスが咲いて殖えているという情景は心地よい気持ちにさせてくれます。。
今晩は、寝待月。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年1月26日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・12日の十五夜以来、毎晩、月を眺めて被災地のことを考えています。残暑は18日まで続くようですね。

投稿者 m-staff : 2011年09月16日 10:03

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