[2011年09月18日]

此秋も吾亦紅よと見て過ぬ

加舎白雄(1738~91)

吾亦紅(われもこう)が秋の季語。吾木香も同意の季語です。
今年もベランダの鉢の吾亦紅が風に揺れています。どこからか飛んで来て居座ったようです。
吾亦紅は、秋の七草、バラ科の多年草。日当たりの良い山野に自生しています。高さは60~100センチほど。茎の上のほうに枝が分かれて暗紫色の花弁のない花が密集して穂を開きます。穂は短い円筒状で俵に似た形をしています。秋の代表的な野の花です。
この句は、秋になればすなわち吾亦紅、よく見て秋を深く感じて欲しいと詠っています。
作者は信州上田の人。江戸に庵を結び、信州および関東圏を中心に活躍しました。句風は自然にして繊細なものをよく詠っています。
作者かや・しらおの紹介は、2008年9月20日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・残暑も山を越して富士山にそろそろ初雪が降ることでしょうね。

投稿者 m-staff : 2011年09月18日 09:56

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