[2011年09月23日]

秋分の酒杯微塵親し恋し

原子公平(1919~2004)

秋分が秋の季語。
今日は、秋分の日。
24節気の第16番目。陰暦では8月の中。太陽が秋分点に達して、昼夜の長さが等しくなります。1869(明治)2年には春分、秋分はそれぞれ春季皇霊祭、秋季皇霊祭として定められました。天皇が皇霊殿で歴代天皇の御霊を親しく祭られる宮中行事でした。1948(昭和23)年に秋分の日となり、国民の祝日になりました。秋分を秋の彼岸の中日として、その前後の7日間が先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ日となりました。
この句の「微塵」は、「こまかい塵、極めて細かいこと、ごくわずかのこと」を言います。秋分の日に飲む酒の一杯を杯に満たしてしみじみと秋の皇霊祭を愛しんでいます。それにしても難しく表現するものですね。
作者はらこ・こうへいの紹介は、2005年1月13日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・昨日は、洗濯日和でした。
台風が嘘のやうなり上天気  風伯

投稿者 m-staff : 2011年09月23日 09:58

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