[2011年09月26日]

馬でゆく秋の七草ふんでゆく

長谷川素逝(1907~46)

秋の七草が秋の季語。秋夕草も同意の季語です。
萩(はぎ)、尾花(おばな)、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、桔梗(ききょう)、藤袴(ふじばかま)の七種類。春の七草に対して秋の七草と呼ばれています。
「万葉集」の山上憶良の秋の歌には桔梗の代わりに朝顔が入っています。みな秋の優美な組み合わせになっていますね。いずれも薬用、食用などに利用されて昔の人の生活に深く関わってきた草花で観賞や実用の面から選ばれたようです。
この句は、馬上からそこかしこで咲いている秋の七草を踏んでしまって申し訳ないという作者の気持ちが覗えます。
今日は、彼岸明け。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・人工衛星の落花物はどこに落ちたのでしょうね。ミステリー。

投稿者 m-staff : 2011年09月26日 09:15

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