[2011年09月27日]

身にしむやほろりとさめし庭の風

室生犀星(1889~1962)

身にしむが秋の季語。身に入む、身に沁むも同意の季語です。
秋もだんだんと深まってくると風の冷たさがわが身にしみわたってくるようになります。身にしむは、心理的な響きのある季語ですね。
言葉の意味からは、体に応える、身にこたえる、または深く感ずる、しみじみと感ずるなどと表されます。
この句では、ふと眠りから覚めて庭を見ると庭の風もすっかり冷気をともなった秋風であったと日常のなかにあわれを感じた瞬間を詠んでいます。眠りから「ほろりとさめし」が効いていますね。
作者むろう・さいせいの紹介は、2005年6月20日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・長袖が欲しい季節になりましたね。イチローと松井は今日を含めて対戦3試合で今年のシーズンは終り。しょっぱいね。

投稿者 m-staff : 2011年09月27日 10:02

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