[2011年10月03日]

空澄めば飛んで来て咲くよ曼珠沙華

及川 貞(1899~1993)

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が秋の季語。彼岸花、狐花、捨子花、死人花なども同意の季語です。
一度見たら忘れられない奇妙な花。北海道で小さい頃に見て、嫌な花だ、というのが始めての印象でした。しかし、このごろは咲いているのを見るとパーマのかけそこないのような花の形に見えて、愛嬌があって可愛らしいと思えるようになりました。
ヒガンバナ科の多年草。曼珠沙華とは、赤い花を表す梵語と言われています。田の畦や土手に群がって咲く様子は、燃える炎のようでとても美しく感じますね。
この句は、曼珠沙華が飛んで来て咲くと詠っていますが、この花はもともと種子が出来ないので飛び火はしません。実際とは反しますが、情趣があるので取り上げてみました。
作者おいかわ・ていの紹介は、2005年8月22日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・ボクシングで35歳の西岡がラスベガスで7度目の防衛、野球でブリュワーズの斉藤が41歳で勝利投手。頑張っているね。

投稿者 m-staff : 2011年10月03日 10:07

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