[2011年10月04日]

知らぬ子とあうてはなれて栗拾ふ

藤後左右(1908~91)

栗拾ふが秋の季語。山栗、柴栗、毬栗(いがぐり)、落ち栗、虚栗(みなしぐり)、丹波栗なども同意の季語です。
栗は、主に関東以西の山野に自生しています。道産子のせいか、小さい頃は余り見かけたことがありませんでした。
昔から、「桃栗3年、柿8年」と言われていて植えてから3、4年すれば実を結びます。野生のものは柴栗、またはささ栗といって実が小さく、栽培種は実が大きく味も優れています。
晩秋の霜にあうと、褐色の実は急速に熟れはじめ、棘のある毬が裂けて弾けて落ちます。お菓子のマロングラッセは、フランス風の栗の砂糖漬け、口の中がまったりしてきますね。
この句は、作者の体験がそのまま句になっていて共感します。栗を子どもと一緒に拾って郷愁をそそられますね。
作者とうご・さゆうの紹介は、2008年11月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・ちょい寒の朝、富士山がうっすらと見え、相模湾には白い船が幾艘も姿を見せています。

投稿者 m-staff : 2011年10月04日 10:25

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