[2011年10月07日]

銀杏にちりぢりの空暮れにけり

芝 不器男(1903~30)

銀杏(ぎんなん)が秋の季語。銀杏(いちょう)の実、公孫樹(いちょう)の実も同意の季語です。
銀杏の落ちている場所は臭いですね。それでも銀杏好きは拾わずにはいられません。拾い、焼き、食べるなどそれぞれの人の動作が面白く感じます。
いちょうは、雌雄異株で、雌株のほうは10月ごろになると黄色く熟した実をつけます。やわらく臭気の強い外皮の中にあるのが銀杏で殻を割って胚乳部分を炒って食べます。強風の翌朝にいちょう並木に人が集って銀杏拾いをしているのは秋らしい光景ですね。
この句の作者は彗星の如く現れて26歳で早世しました。「ちりぢりの空」がいいですね。このころは寒さが増して空がこの句のような状態になることがあります。
作者しば・ふきおの紹介は、2005年5月24日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・アップルのジョブズが56才の若さで亡くなりました。惜しい。
小沢元代表は入院。お金があっても人生はままならないものですね。

投稿者 m-staff : 2011年10月07日 09:29

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3764