[2011年10月15日]

天地に無花果ほどの賑はひあり

永田耕衣(1900~98)

無花果(いちじく)が秋の季語。しろいちじくも同意の季語です。
古名に「花なしくだもの」と言います。これは果実の中に花がつくためです。
アラビア原産のクワ科落葉小高木で世界最古の栽培果実。我が国には江戸時代に長崎に伝わり、当時は唐柿とか南蛮柿とか呼ばれました。秋には暗紫色の熟した果実をつけます。実を割ると薄桃色の果実は酸味がして水分が少なく独特のねっとりした甘さを持っていますね。
この句は、無花果が木にたくさんついてみのっている様子から天と地の賑わいを描がいています。天地は、「あめつち」と読むほうに緊張感がありますね。
作者ながた・こういの紹介は、2005年2月25日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」創元社、2005年刊)
・スポーツ選手は怪我のかたまり。それと上手に付き合ってゆける選手が一流ですね。

投稿者 m-staff : 2011年10月15日 09:39

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