[2011年10月19日]

ゑのこ草媚びて尾をふるあはれなり

富安風生(1885~1979)

ゑのこ草が秋の季語。狗尾草(ゑのころぐさ)、犬子草、猫じゃらしなども同意の季語です。
秋にお馴染みの草。道端や畑のきわ、空き地などに生えるイネ科の1年草。長さが5センチほどの緑の穂が風に吹かれて面白い動きをします。この穂が子犬の尾のようなので犬ころのようなのでこの名前がつきました。関東地方では「猫じゃらし」のいう名前で呼ばれています。
この句の草の見方は意地悪く感じますね。別にゑのこ草が媚びているわけでもなく、ただ風に吹かれているだけなのにね。でもそれが俳句と言うものです。
今日は日本橋でべったら市。例年、雨にたたられることが多いのですが、今年は曇りですね。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・タイで大洪水、今年の地球は水害の当たり年ですね。「除染」という聞きなれない言葉が新聞の紙面に毎日登場しています。

投稿者 m-staff : 2011年10月19日 10:47

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