[2011年10月21日]

千振を引き山風を騒がしむ

黛 執

千振(せんぶり)を引きが秋の季語。当薬を引くも同意の季語です。
千振は、小さい頃に祖母からよく飲まされた漢方薬です。花の頃に根ごとに摘み取って乾燥させ、煎じて飲むと胃の痛みによく効きます。苦い薬です。千度振り出してもなお苦いことからこの名前がついています。当薬ともいうほどよく効くので「医者倒し」という方言があります。
リンドウ科の2年草。野山に生えています。直立した茎の先に白色に紫色の筋のある花をつけます。
この句は、千振の根を引いているときに卒然として山風が吹き出したという瞬間をよく捉えています。
作者まゆずみ・しゅうの紹介は、2006年3月22日を参照。
(出典:「ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句」NHKサ
ービスセンター、2011年刊)
・リビアのカダフィ大佐が地上より消滅。自国民に銃を向けた独裁者は滅びるしかないのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2011年10月21日 10:08

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3779