[2011年10月25日]

華やぎてわれここにあり暮の秋

原 石鼎(1886~1951)

暮の秋が秋の季語。秋暮るる、暮秋も同意の季語です。
「秋の暮」とまぎらわしい季語ですが、「秋暮るる」ころ、つまり秋の末を言います。実際に使用されるときにはしばしば両者が混同して用いる場合があります。「晩秋」とほぼ同義に使われます。同義には違いがありませんが、より心理的な意味合いを持っていますね。
この句は、生命感を「華やぎ」という言葉に代表させて、春や夏の高揚感から、秋の静まりを経て、冬に向かう作者の心の持ち方を「暮の秋」という季語が確りと伝えてくれます。
作者はら・せきていの紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・2勝2敗のワールドシリーズ第5戦、予期しないヒーローで勝負が決まりそうです。テキサスは温度26度。

投稿者 m-staff : 2011年10月25日 09:28

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