[2011年10月28日]

葉鶏頭の照り極まればゆらぐなり

林原耒井(1887~1975)

葉鶏頭(はげいとう)が秋の季語。雁来紅(がんらいこう)、かまつかも同意の季語です。
葉鶏頭と鶏頭は、同じヒユ科ですが、別種の植物。また、かまつかはかが接頭語で真っ赤と言う意味ですが、かまつかという植物が別にあります。注意が必要です。
近くの田圃の片隅の花壇には、鶏頭と葉鶏頭が並んで咲いています。
葉鶏頭はインドが原産。葉腋に花を球状につけますがそれほど目立たず、花ではなく美しく色づく葉を観賞します。夏を過ぎれば緑色だった葉が深紅、紅紫、黄色などに葉を染めます。葉が色づくころに雁が渡ってくるので雁来紅ともいわれています。
この句は、葉鶏頭に日の当る姿を見て、日照が強く当れば一見揺らいだように見える光景を、自身の心の揺らぎと合わせてよく捉えています。
作者はやしばら・らいせいの紹介は、2007年5月30日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・カージナルスとレンジャーズは、がっぷり四つに組んで熱戦を繰り広げています。面白い。ところでタイのバンコックの水浸しは今日が山場ですね。

投稿者 m-staff : 2011年10月28日 09:45

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