[2011年11月01日]

黄落や或る悲しみの受話器置く

平畑静塔(1905~97)

黄落(こうらく)が秋の季語。黄落期も同意の季語です。
24節気72候の晩秋、霜降の2候に「草木黄落」とあることからとった言葉です。
11月になっちゃいましたね。今年もあと2ヵ月。ワールドシリーズも終り、あとは日本シリーズのみ。野球のシーズンが終了すると何か寂しくなります。
黄落は、銀杏、欅、楢、楓などの木の葉が黄色にもみじして落ちることを言います。木も黄葉、大地にも黄の落葉、空を黄の落葉が散る、黄色の光に満ちた空間が広がります。
皇居の外堀通りや北の丸公園、外苑前など東京には銀杏の名所が多くあります。10月30日のNHKテレビでは札幌・北大の銀杏並木を紹介しておりました。
この句の作者はお医者さん、「或る悲しみ」とは何か分かりませんが、数々の悲しい場面にきっと遭遇したことでしょうね。
作者ひらはた・せいとうの紹介は、2005年4月7日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・ワールドシリーズを制したセントルイス・カージナルスのラルーサ監督が引退、かっこいいね。喝采。

投稿者 m-staff : 2011年11月01日 10:41

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