[2011年11月13日]

冬麗の陽を載せ誰も居ぬベンチ

楠本憲吉(1922~88)

冬麗(とうれい)が冬の季語。冬日和、冬晴るる、冬晴、冬うららなども同意の季語です。
11月になると小春日和の日もありますが、それを過ぎるとおだやかな冬日和の日が続きます。表日本は晴れて、裏日本は雪の天気が続きます。そのようなかでときどき風の無いおだやかな天気が続くことがあります。冬の日ざしのなかで物みながうららかにくつろいだ気分になりますね。
この句は、いつもは賑わっている公園のはずがこのときはがらんとして誰も座っていないベンチに、冬の日がゆったりと照っている様子が見えてきます。何か寂しい気分になりますね。
作者くすもと・けんきちの紹介は、2005年4月25日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・8ヵ月経った福島第一原発の現場の写真を見たら原発賛成派も愕然とするはずです。もう原発に頼らないエネルギー政策に切り替えたらどうでしょうか。

投稿者 m-staff : 2011年11月13日 09:39

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