[2011年11月16日]

冬眠のなき人間の尾骶骨

角川春樹

冬眠が冬の季語。
動物の中には、冬季になると運動や摂食をやめて、巣にこもってしまうものがあります。両生類や爬虫類などの動物がこれを行います。亀、蛇、トカゲ、蛙などの変温動物に顕著です。定温動物のはりねずみやこうもりもこれに当ります。熊や栗鼠などは擬似冬眠のいわゆる冬篭りで時には食物をとりに出ることもあります。
尾骶骨(びていこつ)は、尾骨とも言い、脊柱の終わりのあたりに占める尾椎(びつい)の最下部の3から5個の骨を言います。
この句は、むずむずするようなおかしさに溢れています。人間には冬眠が無いのは当たり前の話ですが、しかし眠らぬものの最初に尾骶骨を挙げているのは作者の感性の優れたところです。
作者かどかわ・はるきの紹介は、2005年6月18日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・サッカーの北朝鮮戦、選手が大きな怪我をしなかったことだけが取り得。来年2月29日の3次予選最終戦ウズベキスタンとの負けられない試合の準備を怠り無く。

投稿者 m-staff : 2011年11月16日 09:53

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