[2011年11月21日]

落葉焚くこころ煙に預けては

加藤耕子

落葉焚くが冬の季語。焚火、朝焚火、夕焚火、夜焚火、焚火跡なども同意の季語です。
落葉樹は、冬になると葉を落として、春の芽吹きを待ちます。落ちかかる葉や地上に落ちている葉が落葉です。落葉は集めて堆肥にしたり焚火にしたりします。寺社の境内や庭、畑などの落葉焚きも冬の風景ですね。焚火をしていると人が集ってきて団欒の場になったりします。
この句は、作者が琵琶湖を旅したときに作られました。落葉を焚いている光景を見て、その煙を眺めながら作者自身の過去・現在・未来のおのれのあり様について考えています。天と地をつないで煙が空へ昇って行きます。
作者かとう・こうこ紹介は、2006年7月26日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」新潮文庫、2005年刊)
・日本シリーズ終了。まれに見る激闘。両軍の監督・選手にお疲れさん有難う、と言いたい気持ちで一杯です。

投稿者 m-staff : 2011年11月21日 10:04

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