[2011年11月25日]

山茶花は魂のはな散りてなほ

原 コウ子(1896~1988)

山茶花が冬の季語。茶梅(さざんか)、姫椿も同意の季語です。
山茶花は初冬に、椿によく似た小さな五辨の花を咲かせます。ツバキ科の常緑小高木で葉に光沢があります。花の色は、白、淡紅、しぼり、白地に紅、周りだけ赤い白など様々です。原産地は日本。園芸本品として改良されて、庭に植えたり、盆栽にしたりします。正しくは茶梅と書きます。咲いては次々と散りこぼれるのに風情がありますね。
この句は、山茶花が咲いては散り、咲いては散りしている光景がまるで魂が次々と散っているかのように見えると詠っています。散ってもまだ未練が残ると言うのがミソです。「魂の花」がいいですね。
作者はら・こうこ紹介は、2005年5月10日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・今朝はちょっぴり寒く快晴で富士山も相模湾もきれいに見えます。

投稿者 m-staff : 2011年11月25日 09:46

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