[2011年12月03日]

昇降機北風詰めてまた上へ

林 翔(1914~2009)

北風が冬の季語。北風(きた)、朔風(さくふう)、寒風、冬の風も同意の季語です。
裏の武山から冷たい北風が吹いています。夏の間は相模湾からの南風が暖かく感じますが、見事に攻守が変わりました。
北風は、大陸の寒冷な高気圧から吹いてくる北西または西よりの季節風を言います。俳句では冬の風を北風と言っています。「きた」と言っただけで北風を意味します。北風を季語としたのは大正、昭和からです。
この句は、エレベーターに北風をつめて上って行ったという、ただそれだけのことに何かおかしみと動きを感じます。箱の中に居て風を避けているはずが北風まで運んでしまうと言う面白さを取り上げました。
作者はやし・しょうの紹介は、2006年8月31日参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・今日は池袋で忘年会。往復4時間はかかります。寒いね。

投稿者 m-staff : 2011年12月03日 10:01

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