[2011年12月08日]

百貨店めぐる着ぶくれ一家族

草間時彦(1920~2003)

着ぶくれ(膨)が冬の季語。
家の中も家の外も着膨れの山ですね。寒い、まだ寒いと言っているうちにどんどん衣類を重ねて着込んでいるうちに体全体に丸まってゆきます。重ね着というよりは着膨れの形を考えないことにおかしみを感じます。
この句は、デパートに出かけた家族がみんな着膨れてもこもこしている様子がユーモラスにうかがえます。それでいくつものデパートをまわってクリスマス用品、正月用品を買っている平和な風景が浮んできます。
今日は、70回目の太平洋戦争開戦日。「帝国陸海軍は本八日未明、西太平洋において、米英軍と戦闘状態に入れり」。
つい先日読んだ佐々木 譲著「エトロフ発緊急電」(新潮社、1989年刊)が開戦日の裏で何があったかを痛快に描いています。
作者くさま・ときひこの紹介は、2005年7月11日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・いま政治家には沖縄の米軍基地を減らす努力が必要です。米国の良き隣人なればはっきりものを言わなければなりません。

投稿者 m-staff : 2011年12月08日 10:23

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