[2011年12月17日]

山眠り鴉も言葉控へをり

堀口星眠

山眠りが冬の季語。眠る山も同意の季語です。
春の山は「山笑う」、秋の山は「山装う」、冬の山は「山眠る」といいます。山が静かに枯れて動きの無いことを表しています。「臥遊録(がゆうろく)」に「冬山惨淡として眠るがごとし」とあることから季語になりました。落葉した山々が冬の日を浴びて静かに眠っているような光景を言います。裏の武山(標高200メートル)は、まだ眠りそうにもありません。
この句は、眠っているような山に合わしていつも賑やかなカラスさえも静かにしていると言う作者のユーモアが伝わってくるようですね。
今日から浅草観音の年の市。正月用の品物を売る市です。江戸最古の市。大晦日の市は捨市と言って捨て値で売り、この日を待ち望んでいる人が多く居ました。
作者ほりぐち・せいみんの紹介は、2005年8月27日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」新潮文庫、2005年刊)
・年賀状は12月25日までには投函してください、と郵便局は言っています。そろそろ出さなくては。

投稿者 m-staff : 2011年12月17日 09:38

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