[2011年12月18日]

月夜にも山茶花が散る止めどなし

細見綾子(1907~97)

山茶花が冬の季語。茶梅、ひめつばきも同意の季語です。
山茶花の花は、椿に似ていて違いが分かりにくいものですね。見分けのポイントは、山茶花は花びらがばらばらになって散りますが、椿は花の形そのままに落花します。
つばき科の常緑小高木。四国、九州、屋久島、沖縄地方の山地の自生種があり、白いひなびた花です。11月から12月にかけて五弁花が開き、椿より繊細で清楚な趣が好まれます。白色、紅色、淡紅色のほかに、絞りや八重咲きもあります。
この句の山茶花は、「止めどなし」と言うことで一片ずつ散り行く様子を伝えています。静寂のなかで山茶花の一片ずつの動きが分かります。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・野田政権が「原発事故収束宣言」。“収束”とは、おさまりをつけること、おさまりがつくこと。くれぐれも「終息」ではありません。国際公約のために急ぎすぎた報告。

投稿者 m-staff : 2011年12月18日 09:57

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