[2011年12月20日]

紅葉散るや筧の中を水が行き

尾崎迷堂(1891~1970)

紅葉散るが冬の季語。散紅葉(ちりもみじ)も同意の季語です。
散歩道のある家では、駐めてある新車の上に、高さが2メートルほどの紅葉の木からたくさんの紅葉が散っていました。
華やかに咲いていた紅葉が霜や風雨にいたんで散り始めます。その散る様子も散り敷いた様子も美しく感じます。散り敷いた紅葉を散紅葉と言います。
この句の筧(かけい)は、節を抜いた竹や中心部をくり抜いた木を地上に仮設して水を通す樋(とい)を言います。紅葉が散る中を筧の水の流れて行くという風趣溢れる光景が広がっています。
作者おざき・めいどうの紹介は、2005年9月13日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・北朝鮮の金正日総書記が17日に死亡。「先軍政治」の行く末に波乱がある、としなければならないでしょう。2400万人民の行方はいかに。

投稿者 m-staff : 2011年12月20日 09:56

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