[2011年12月29日]

年の市何しに出たと人のいふ

小林一茶(1763~1827)

年の市が冬の季語。節気市、暮市、師走の市、暮の市、歳末大売出しなども同意の季語です。
年の市は、年の暮に正月を迎えるための注連飾り、門松などの飾り物、また新年用の盆栽、おせちの食料品、台所の調度品を売るために立つ市を言います。12月下旬に集中しています。市が立つと大変な賑わいになり、多くの人が集ります。
この句は、独り者の作者が顔を出したところ「何しに来たのだ」と知人にからかわれました。それを逆手にとって出来た句がユーモア溢れる調子を持っています。変人の作者の真骨頂といった趣がありますね。
作者こばやし・いっさの紹介は、2005年3月27日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・年末大掃除。お買い物。忙しい。

投稿者 m-staff : 2011年12月29日 09:56

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