[2012年01月02日]

酒もすき餅もすきなり今朝の春

高浜虚子(1874~1959)

今朝の春が新年の季語。初春、新春、迎春、明の春、花の春、四方の春、玉の春、千代の春など多くの同意の季語あります。
この句は、あの大虚子先生でも稚気溢れた子どものような句を作ると言う見本。
1月は冬のさなかですが、昔の習慣が残っていて、初春を新年とする考え方が続いています。
同じ作者に次の句があります。
風雅とは大きな言葉老いの春  虚子
こちらの句はさすが大人という感覚。
明の春弓削道鏡の書が好きで  虚子
虚子の自伝「俳句の五十年」(日本図書センター、1994年刊)を読了。1891(明治24)年、数え年18歳の折、子規に出会ってから漱石、碧梧桐などとの交流を滋味深く描いています。
今日は、二日、初夢、初荷。我が家の人口はいつもの2人から9人になっています。
作者たかはま・きょしの紹介は、2005年1月7日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2012年01月02日 09:46

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