[2012年01月03日]

虚しさに似て倖せや三ケ日

柴田白葉女(1906~84)

三ケ日(さんがにち)は新年の季語。
1月の1日、2日、3日を総称して三ケ日と言います。単に二日、三日といえば俳句では季語になります。この3日間は天下御免のお正月気分で官庁や会社などが休みになります。サンガニチという言葉にも弾みがありますね。今年は元旦が日曜日ですから3日は帰省客で交通機関が大混雑。天候と事故が気になりますね。
この句は、幸せが虚しさと繋がって、日頃会えない家族が一堂に会して正月を祝いますが、それも束の間でまた離れ離れになってしまうと言う淋しさが裏に潜んでいますね。子や孫たちも仙台や千葉に帰ってゆきました。
作者しばた・はくようじょの紹介は、2006年7月4日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2012年01月03日 09:50

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